91.Q-ichi

目利きバイヤー山田 遊と創る Made in Kyushu

毎月1回更新!カリスマバイヤー山田遊と創る、毎日が楽しくなる九州メイドのものづくり

vol.9
Q-ichi X 肥前びーどろ

灼熱から生まれる涼やかなガラス

炎がメラメラ、眩しいほどの赤。顔を近づければモワッと熱風が襲いくる。聞けば、内部は1300℃。そんな灼熱の釜の中から火種を取り出したらここからは時間との勝負。冷え固まらないよう、火種がついた竿をクルクル回しながら、息を吹き込み、まんまる球体の火種をカップ状に形成する。ここまでわずか1分足らず。休む暇なく行う紋様づけもオモシロい。クニャクニャ、とろ〜り、まるで水飴のような火種を操って施していく。2人の職人があうんの呼吸で1個を作り上げるのにおよそ15分。完成品は500℃の釜の中で一昼夜、ゆっくり冷ましていく。オートメーション化が一般的な業界で、今もなお貫く"手しごと"から生まれるガラス製品、それが第9作目となるQ-ichiオリジナルである。灼熱の炎から生まれる清涼感たっぷりのアイテムだ。

Brand detail

明治36年(1903)創業。現社長の祖父にあたる副島源一郎氏が、江戸時代の「精煉方」の流れをくむ民間会社「精煉社」から独立して設立。ジャッパン吹きと呼ばれる稀有な技法から生まれる、優美な曲線フォルムの酒器「癇瓶(かんびん)」は肥前びーどろを代表する作品。不定期に開催される体験工房も人気。

Data:

副島硝子工業

佐賀県佐賀市道祖元町106
TEL:0952-24-4211
www.hizen-vidro.co.jp

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